漫言録 その1 茶の湯
日本の文化を論じるときに、茶の湯は必ずあげられるが、茶の湯は日本のものだけで出来上がったものではない。
その構成要素のほとんどが、他の文化から影響を受けている。
その出発は、唐物といわれるように中国であり、茶陶の釉薬はペルシャに至るものがあり、カトリックのミサの影響を受けたともいあわれている。
他文化を選択的に受容して独自の文化をつくるが、普遍性をもつこともなく、他に影響を与えることもない独特の文化という観点を最近は持つようになった。
他からは影響を受けるが、他に影響を与えることがない故に独特の文化となるのが日本の文化ではないか。
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