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2009年3月

2009年3月24日 (火)

漫言録 その1 茶の湯

 日本の文化を論じるときに、茶の湯は必ずあげられるが、茶の湯は日本のものだけで出来上がったものではない。

 その構成要素のほとんどが、他の文化から影響を受けている。

 その出発は、唐物といわれるように中国であり、茶陶の釉薬はペルシャに至るものがあり、カトリックのミサの影響を受けたともいあわれている。

 他文化を選択的に受容して独自の文化をつくるが、普遍性をもつこともなく、他に影響を与えることもない独特の文化という観点を最近は持つようになった。

 他からは影響を受けるが、他に影響を与えることがない故に独特の文化となるのが日本の文化ではないか。

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2009年3月12日 (木)

仏像見学雑記 その1

 日本美術の通史を半年かけて勉強した結果、日本の仏像に関する知識が全く欠落していることが分かった。よく寺社には行くのだが、神社の場合は、狛犬で、寺の場合は障壁画と探墓で満足してしまう。どうも、絵画が好きで仏像や彫刻はパスしていた。

 今回は、決定的に欠落していることを痛感したので、あらためて勉強することにした。

 たまたま、郷土博物館で仏像関係の講座が開催されることになったので、応募、運良く参加できることとなった。

 第1回は浜名徳順師の仏像の見方に関する講義。レベルは高いが、わかり易い講義。地域を限定して様式の変化と像主の勢力範囲の関連させる展開は非常に面白かった。

 第2回目は、川本雅史氏の仏像修復の話。知られざる世界の話で興味深かった。とにもかくにも、根気と正しい見識のいる仕事である。

 第3回目は、バスで東上総の寺寺を巡り、現地で仏像を拝観しながらの浜名師の解説で、非常に勉強になった。とにかく、仏像研究の入口は示唆されたような気がする。

 

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