『シュレディンガーの哲学する猫』
『シュレディンガーの哲学する猫』(竹内薫+SANAMI著 徳間書店)という本を読む。
そもそも「シュレディンガーの猫」というものが、よくわからないのだが、本を読んでもその辺の解説はない。ということは、「シュレディンガーの猫」というのは世間の常識ということかな。
それに狂言回しみたいな部分に、楽屋落ちみたいな話があるので、そこもわかりにくい。
それはさておき、この本を読んで目からうろこのことが多かった。
其の一 ファイヤーベントという人を知ったこと。これは価値があった。彼の濫読の奨めも、楽しい。そこで、かれの『自伝』を読書中。
これまた、痛快。
其の二 小林秀雄の見方がちょっと変わったのと、『小林秀雄とベルグソン』という本を紹介してもらったこと。
これから読んでみたいと考えている。
哲学者紹介の部分なんか従来にはない良い本なんだが、なんだかつなぎの部分が当方には困惑するような人物や猫が出て来て、身内の話みたいような気がする。通の人にはたまらいのかな。
最後に大森荘蔵が登場するのは良かった。しかし「略画」ばっかしの当方はどうなるの。
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