『容疑者ケインズ』を読む
ケインズに関する最近の評価が分かりやすく書かれている。久々にケインズ理論の本を読んで、目からウロコ状態となる。
何故、こんなことが、過去には分からなかったのかとも思う。何でもかんでも、有効需要を創出すれば良いというのは終わったようだ。
公共投資を見直すときであり、質が問われる。
スティグリッツも言っていたが、イラク戦争で失ったものは多かった。有効需要は全く働いていない。
十分に理解できたとはいえない状態だが、貨幣論と意思決定論は、ぼちぼちやっていこう。
ケインズが投資の名人だったことは、昔から知っていたが、改めてこの本で指摘されると、ケインズのいう『株式投資=美人コンテスト』の意味が良くわかった。
低金利政策は『年金生活者の安楽死』とも言ったようだが、この辺の掘り下げはないが、あの当時のイギリスの年金とは、今の公的年金制度は大分違うようだが、興味のあるところだ。
過去の人であったケインズが『容疑者』とはいえ、議論の対象に登ることは愉快である。
それにしても、題名のつけ方が上手い。
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