“辻潤論”を読む
折原脩三の“辻潤論”を読む。折原の辻潤論は、『「老いる」の構造』のなかの「Ⅳ自生自死の世界」と「Ⅴ生のスポーツマンシップ」が該当する。
登場するのは、辻潤、辻まこと、折原が主演。「Ⅳ自生自死の世界」では、ショーペンハウエルが共演。脇役で盤珪禅師、暁烏敏まで登場。
ショーペンハウエル『生きようとする意志』それを継承するのが、ニーチェ『権力への意志』。
そして、ニーチェ『権力への意志』からミッシェル・フーコーの『真理への意志』へ。そう言えば、アンドレ・マルローもこの連環にはいるのかな。
「Ⅴ生のスポーツマンシップ」では、辻まことが主役、辻潤、折原共演。三島由紀夫競演脇。役、伊藤野枝、荘子、臨済、山頭火、放哉、となっている。
折原は、三島由紀夫がよほど気になると見えて、ここでも敵役で、登場する。
でも、折原の一連の辻潤論を読んだが、主役は折原自身ではないのか。
文芸評論家 桶谷秀昭が折原についてこんなこと言っている。
「戦中派の自己体験に固執した人生論風、あるいは思想論風の傾斜のつよい仕事です。」(一橋と昭和戦前・戦後の文学)
それはさておき、死に方はこんな様子らしい。
スティルネル 窮死
辻潤 餓死
三島由紀夫 自死 切腹
深澤七郎 狭心症から心不全
山頭火 頓死
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